Google Workspace導入の際に気を付けること さくらインターネットの場合
さくらインターネットで利用中のドメインをGoogle Workspaceに関連づける際にちょっと躓いたので覚書です。
ドメイン認証のためのTXTレコードとか、Gmailで受信するためのMXレコードの追加の際など、ネットで調べると単に「追加する」と書かれていますが、さくらインターネットのDNS設定画面では「新規レコード」「追加する」からそのまま追加してしまうのは違います。
画面最下部の「新規エントリー」からの「追加」が重要です。
更に、追加の際に「レコード名」の入力画面が出ますが、ネットだと空白か@で良いというものが殆どです。
ここもさくらインターネットの場合は利用しているドメインを入れないと成功しません。
迷惑メール回避のためのTXT v=spf1 〜の部分は、「新規エントリー」からではなく、書き換えでOKです。v=spf1が複数あってはならないため。
MXの部分は初期部分は削除して「新規エントリー」から一つずつ追加していきましょう。
DKIMのドメインキーを入力する際は長い文字列をそのまま入力するとエラーになります。
「各行ごとに引用符で囲んだ255文字までの任意のテキストデータ」と書かれている通り、文字列を適当な部分に分けて””で囲んであげれば良いです。
最終的になかなか気が付かなくて、送信したメールのspfがpassにならずsoftailだった部分。
これはさくらインターネットのメールドメイン設定で「メールの利用範囲」→「選択したドメインはメールでは利用しない」にチェックがなかったためでした。
まぁうっかりと言えばうっかりですが、ネットやAIなどにいろいろ聞きまくってもこの部分を指摘してくれる所が無かったので掲載しておきます。
Google Workspaceの導入は外部に依頼すると結構な費用がかかります。
これまでのデータがそんなに多くないとか、新規ドメインでの導入などの場合は自分で設定した方が安上がりですね。
サーバーによってTXT MXなど追加・変更の仕方が違う部分あると思います。気をつけましょう。